【宮崎・霧島旅⑧】霧島の奥、静かな温泉宿へ|妙見石原荘 朝食編
落ち着いた個室でいただく、妙見石原荘の朝ごはん
朝夕の温泉をたっぷり堪能した翌朝。
朝食は本館地下のお食事処でいただきます。こちらも静かな完全個室。
席に着くと、すでに美しく整えられたごはんセットが用意されていました。


そして、席に置かれた「おしながき」に目をやる瞬間もまた楽しみのひとつ。
何が出てくるんやろうと、朝からちょっと胸が高鳴ります。
ニンジンジュースで、体を目覚めさせる

まずは一口サイズのニンジンジュースからスタート。
これがまた、甘い。青臭さはゼロで、体にすっと染みわたるやさしさです。
温泉上がりの体に、ビタミンがじんわり届く感じがいい~。
朝づくり豆腐は、あんかけでほっとする味わい

名物ともいえる朝づくり豆腐。
白ネギと生姜がのった、やさしいあんかけでいただきます。
ふるふるの出来たて豆腐。
そこに生姜の香りがふわっと立つ。胃にやさしく、でも物足りない感じはないんですよね。
麹ドレッシングの野菜サラダで、発酵のちからを

彩り豊かな野菜サラダには、麹のドレッシング。
酸味がやわらかく、まろやか。素材の甘みを引き立ててくれます。
発酵の旨みって、朝にぴったり。
ごはんのお供が主役級。黒豚の肉味噌、しらす、とろろ

炊きたての白ごはんの横には、主役級の“ごはんのお供”たち。
黒豚の肉味噌、しらす、とろろ。…もう、この並びだけでごはん2膳いけるで。
しらすはやさしい塩気で、ふわっと軽やか。
そこにとろろを合わせると、するっと喉を通る幸せ。
甘辛く炊かれた黒豚の肉味噌は、コクがあって旨みがぎゅっと濃い。
ひとさじでごはんが進む進む。危険なやつです。
正直、これだけで朝ごはん成立します。
むしろ延々と食べていられるやつ。
温泉宿の朝って、どうしてこんなに白ごはんが美味しいんでしょうね。
花かごに並ぶ、朝のごちそう

そして運ばれてきたのが、花かごに美しく盛られた一皿。
大ぶりのいわし、ふっくら焼き上げられています。
厚焼きの卵焼きは、ほんのり甘くてじゅわっとやさしい。
さつまあげは鹿児島らしい一品で、旨みがぎゅっと詰まっています。
さらにカンパチまで。朝からこの充実ぶり。
見た目の華やかさもさることながら、ちゃんと一つひとつが美味しい。
朝やのに、いや、朝やからこそ嬉しい贅沢です。
朝の締めは、やさしい甘さのデザートで

食後には、ヨーグルトに金柑ソースを添えて。
この金柑ソースがまた絶妙で、ほろ苦さとやわらかな甘みが重なります。さっぱりしているのに、ちゃんと余韻がある。
季節のフルーツは、いちごとオレンジ。
みずみずしくて、朝の光に似合う色合いです。
旅館の朝ごはんって、本当に大事
旅館の朝ごはんって、本当に大事やと思うんです。
夜がどれだけ豪華でも、朝がいまいちだと、ちょっと印象が下がる。
逆に、朝ごはんが心に残る宿は、「また行きたいな」ってなる。
温泉でゆるんだ体に、やさしい味。
炊きたてのごはん、丁寧に作られた小鉢、静かな空間。
派手さはいらないんですよね。
ちゃんと整えてくれること。それがいちばんのごちそう。
朝ごはんは、その宿の“本気”が出るところ。
だからこそ、私はいつも楽しみにしてしまいます。
さて、次回は、チェックアウトのあと、霧島神宮へお詣りしてきました。
そこでいただいた美味しい鰻とあわせてレポートします。お楽しみに!


