【宮崎・霧島旅⑥】霧島の奥、静かな温泉宿へ|妙見石原荘 夕食編
石蔵の地下に広がる、静かな大人の食事空間

夕食は、石蔵の地下にある 食菜 石蔵 にていただきます。
フロントから案内され、通されたのは個室のお席。

石蔵ならではの落ち着いた空間で、照明も柔らかく、とてもリラックスできる雰囲気です。
「今日はゆっくり味わおう」と自然に気持ちが切り替わる、そんな空間でした。
期待が高まる、今夜のお品書き
本日のお品書きを見て、思わずにやり。

お料理に定評のあるお宿と聞いていたので、正直かなり楽しみにしていましたが、これはもう最初から期待値高め。
鹿児島の郷土や旬を大切にした構成で、どんな一皿が出てくるのかワクワクします。
ドリンクも充実。選ぶ時間も楽しい
ドリンクメニュー、かなり豊富。


焼酎はもちろん、料理に合わせた日本酒やワインも揃っていて、選ぶ時間すら楽しい。
お料理に合わせて、いろいろいただきました。


先付から、鹿児島らしさ全開
まずは食前酒。会席のスタートです。

そして先付。切子細工を思わせるような繊細なデザインの木のうつわ。美しすぎます。

どれもこれも手が込んでいます。
特に、郷土料理の古賀焼(卵焼き)やカラスミ、薩摩鶏など、鹿児島を感じさせてくれるものばかり。
丁寧な仕事が伝わる、前半のお料理
鯛のお造り、続いてカツオのお造り。


どちらも新鮮で、余計なことをしていない分、素材の良さがよくわかります。

お吸い物には、デンと存在感のあるもっちり胡麻豆腐。その上に焼き蝦、奥にはメカブ。

白茄子と原木しいたけの天ぷらは、白茄子がふわとろ、椎茸は弾力があって、もう最高。
魚、そして主役の黒豚しゃぶしゃぶ
魚料理は、鰆利休 ふきのとう味噌。

優しい味噌の風味と胡麻の香ばしさが絶妙です。

そしてメインは黒豚の鍋、しゃぶしゃぶ。
水菜と白ネギは細く切られていて、野菜までしゃぶしゃぶでいただけるという気遣いが嬉しい。
豚肉はバラと肩ロースの2種類。透き通った出汁でさっとくぐらせていただきます。

この出汁がもう…めっぽう美味しい。
買って帰りたい、本気で。

お肉も歯ごたえがあり、甘みがしっかり。文句なしの絶品鍋でした。
最後まで抜かりない、締めと甘味
締めは、鰻と菜の花のごはん。

そういえば鹿児島は鰻の産地としても有名でしたよね。
蒲焼じゃないので、ごまかせません。もちろん臭みなし。

旬の菜の花で、春を先取りする一杯。彩りも美しく、漬物まで上品。
コースもここまで来たかー。
正直、巻き戻しができたらいいのになあ、と思いました。
デザートは苺アイスと、郷土料理の両棒餅(じゃんぼもち)。

上新粉で作られた柔らかいおもちで、満腹なのにスルっと入ってしまう不思議。
料理も接客も、心に残る夜
チェックインを担当してくださった仲居さんが、最後までお料理を運んでくださり、丁寧にお見送りまで。
お料理だけでなく、接客も本当にピカいちだなと感じました。
ごちそうさまでした。
そら評価されるわ、と思った理由
次回はお風呂編。
夜は貸切風呂、朝は川沿いの露天風呂へ。
どっちも行って正解でした。
フロントで知ったんですが、
この宿、婦人画報の「温泉宿アワード2025 総合部門グランプリ」を受賞しているそうで。
正直、「あー、そらそうやわ」と思いました。

次回は、その納得の温泉時間を詳しく。


