【関西万博2025】3時間待ちでも食べたい!サウジアラビア館「IRTH」で味わう本格サウジ料理体験②
異国ディナーの本番はここから!
3時間待ちの末にたどり着いた「IRTH」。
お茶とドリンクでひと息ついたあとは、いよいよ本格的なサウジディナーのスタートです。
ここからが、まさに主役級の料理たちとの出会い。
たっぷりの肉、スパイス、甘さ……一皿ごとに異国の香りが広がります。

アラフマル・ブレッドと、メディニアン・サモサが到着!
アラフマル・ブレッドは、デーツと全粒粉とスパイスで作った、薄くて噛み応えのあるパン。ほんのり甘みがあり、ヤギのチーズクリームをつけていただくスタイルです。このチーズがまたクセが強すぎず、ほどよくミルキーでパンにぴったり。地味に見えるけれど、確実に“また食べたい”系のおいしさでした。
メディニアン・サモサは、サクッと軽やかに揚がったパイ。
中には、ひき肉とハーブ系の野菜が遠慮がちに詰まっていて、食べるたびに香りがふわっと広がります。ただし……正直、小さい! これ、もっと食べたいやつ。それに、もっと中身、いっぱい詰めて!!
一皿だけじゃ物足りないくらいのおいしさで、シェアするにはちょっと惜しくなります(笑)
やさしい味わいの「ハップスープ」

次に登場したのは、ハップスープという名前のスープ。
見た目はシンプルだけど、これがとても印象的でした。
とろりとした口当たりで、やさしい塩味と香辛料の香りがほんのりと効いたやさしい味。ぷちぷち大麦の食感も楽しめます。思いのほかクセがなく、サウジ料理のスパイス感に慣れていない人でもさっぱりと飲める、ホッとできる一杯でした。
濃すぎず、薄すぎず、胃にちょうどよく染み渡る感じ。
前菜を食べたあとに、こういうスープがあるのってありがたいですね。
骨髄を煮込んだということなので、なんかお肌にもよさそうですよね。
そして主役、登場。これがハニース!
ついにやってきました、今回のお目当て、「ハニース」。
大皿の上に乗った料理は、丸いガラスのドームにすっぽり覆われた状態で運ばれてきます。

店員さんが「開けますね、スモーキーな香りを楽しんでください」と英語で声をかけてくれ、
ゆっくりとドームを持ち上げると――

ふわぁっと立ち上る香りの煙!一瞬でテーブルがスパイスの香りに包まれ、
その瞬間だけで異国感がマシマシです。
中から現れたのは、どでかい仔羊の肩肉がライスにオン。
6時間かけて調理されたお肉は、スプーンでほぐれるほど柔らかく、噛むほどに香辛料と旨みがじゅわっと広がる。
ごはんにも肉のうまみとスパイスがしっかり染みていて、
一口ごとに深みのある味わい。見た目も香りも、そして味も、まさに主役級。
3種のソースで楽しむ、中東の味

料理と一緒に出てきたのは、ハニースに合わせるための3種類のソース。
それぞれ味わいがまったく違います!
一番人気なのかな?と思ったのが、甘みのあるハニーソース。照り焼きのような風味になり、ハニースのジューシーさをさらに引き立ててくれます。夫は断然このハニーソース派。
でも、私のお気に入りは、赤くてサルサ風の酸味のあるソース。すっきりとした酸味が絶妙で、濃厚なハニースの後味をキュッと締めてくれる感じ。意外にも相性抜群!
そして、もうひとつは白っぽいタヒナソース(ごまベースの中東風ソース)。見た目はマヨっぽいけど、香ばしさとコクがあって優しい味。こちらもハニースによく合います。
好みによって「どのソースが一番か」話し合いながら食べるのも、こういう異国料理の楽しみ方かもしれません。
とにかくこれは、「わざわざ3時間待ってよかった!」と思える、体験型のごちそうでした。
食後は甘く、しっかりサウジの余韻。デザートも抜かりなし!

食後にいただいたのは、サウジならではのデザート2種。
どちらも600円とお手頃価格ながら、本格的で印象に残る味でした。
手前のがマブスース。ヨーグルトの温かいプリン。甘いデーツがたっぷり入っています。見た目は素朴なのに、じわっと広がる黒糖の風味がクセになります。
奥のがマハラビア。ローズウォーターのミルクプリン。ピスタチオトッピングで、ローズの香りがとても上品です。食後にぴったり。
お腹はいっぱいだけど、「ここまで来たなら、やっぱりデザートまで食べて正解だった」と思える〆でした。ラストまでしっかり“旅気分”を味わわせてくれる、大満足の一皿たちです。
並んでも、待ってでも、体験する価値あり
3時間待ちという、なかなかの覚悟が必要なレストラン体験でしたが、まるで旅先でディナーを楽しんだような満足感がありました。料理も雰囲気も、サウジアラビアという国の空気感を五感で味わえる、万博ならではの貴重なひととき。
正直、「もう一度並ぶか?」と聞かれたら…ちょっと考えます(笑)
でも、「行ってよかった?」と聞かれたら、迷いなく「YES!」です。
これから行く方へのアドバイスとしては、
- 29番の柱の場所をチェック
- スタッフに開場時間を確認
- その1時間前には現地でスタンバイ
- そして、できれば夜を狙って行くのがおすすめ。日が暮れると風も出てきて、昼間の暑さがやわらぎ、テラス席もぐっと快適になります。
ひとつだけ注意点を挙げるなら、アルコールの提供はありません。
お酒を楽しみにしている方は、ちょっと残念かもしれませんが、これはイスラム文化圏のレストランらしさでもありますね。
2025年の夏。私たちはサウジアラビアへ、ほんの数時間の旅に出てきました。
万博でしか味わえない“異国の夕食”、ぜひ体験してみてください。
- 店名: IRTH
- 住所: 大阪府大阪市此花区夢洲 大阪・関西万博会場 サウジアラビア館内
- 電話: 公開なし(公式案内なし)
- HP: サウジアラビア館公式サイト
- 食べログサイト:IRTH
- 予約サイト: 予約不可(当日並んで入店)
- 営業時間: 万博開場時間に準ずる。時間変動あり
- 定休日: 万博開催期間中は無休予定
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